2005年06月例会の様子

文:佐藤 健(札幌啓成高等学校)
写真:今野 滋(北海道東海大学)

はじめに

2005年6月11日、今年度第2回目の物理交流会が 北海道薬科大学で行われました。

参加者は以下の13名でした。 多数ご参加頂きありがとうございました。

北海道薬科大学 中野先生、渡部先生、 千歳科学技術大学 長谷川先生、北海道東海大学 今野先生、 厚真高校 永田先生、清田高校 鶴岡先生、 旭丘高校 横関先生、札幌啓成 石川先生、佐藤先生、 西高校 木村先生、伊藤先生、平岡高校 大坂先生、 南陵高校 菅原先生

北海道薬科大学

中野善明先生

佐藤健先生(札幌啓成高校)

電磁波実験器

札幌啓成にあったものだが、現在のカタログには見あたらないことが、 判明。物理1の教科書にも電磁波の反射などの性質が出てくるので、 何とか高周波発信器等を使って、似たものを代替できないかという話。 どこかに10MHz以上を出す、高周波発信器があったら教えて下さい。

反射板をずらしてみると...

反射板の中のアンテナを直接発信器に付けてみよう

アンテナを直接付けました
左下の白い音源はiPod

格子を間においてみると...
確かにこれでもうまくいきます

石川昌司先生(札幌啓成高校)

気柱管の中ですべる発泡スチロール球

長さ1M位、太さ10CM程度のパイプに端からスピーカーで低周波音を発生させる。振動数と波長の話しかと思ったら、管の中に発泡スチロール球を置くと、なんと発泡スチロールが動き出した(というより滑り出した)。外に出て落ちるかと思ったら、今度は内側に方向転換。管内の圧力の違いに依るのか、管自体の振動にも依るのか、謎。どなたか説明できる方いませんか。

石川先生

基本振動。クリックすると動画が見れます

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菅原陽先生(札幌南陵高校)

割れないシャボン玉 Part2

前回の続きで、さらに改良を加えた液で、長時間浮遊を目指す。それで静電気を異種与えて、引力実験なども行いたかっけど、生憎最近は湿度が高く、水分が蒸発しにくく割れてしうとのこと。蒸発できればトポロジーの例題で出てきそうな、奇妙な形も出て来ておもしろいのだが。やはり静電気実験として扱えばどの学校でもおもしろいかも。湿度を計れる最新のマルチメーターも注目を集めていました。

左は大坂先生、右が菅原先生

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鶴岡森昭先生(札幌清田高校)

フラウンホーファーの光学ガラス

フラウンホーファーの業績を振り返るプレゼン。理論上の凸レンズは白色光を通すと分散する。色によって屈折率が違うので、考えてみれば当然でした。しかし現在の通常のレンズはそうなっていません。実は凹レンズとうまく組み合わせることによって、その問題が解決されているのです。それを色無しレンズといい、開発したのがフラウンホーファーでした。そしてそれは当時ドイツの国家的特許財産だったのです。レンズの歴史に関する科学史の掘り起こしとなる、ためになるお話でした。

終了後

最後は物理教育学会のポスターセッション会場の下見を行いました。普段学生ラウンジとなっている場所で、海が見えてとても落ち着く会場でした。本州から来た人達はきっと喜ぶことでしょう。

以上です

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