文・写真:今野 滋(北海道東海大学非常勤講師)
納豆からポリグルタミン酸(=PGA)を取り出します。
!この実験のもとになったネタ:Three-b Co Ltd http://three-b.net/kenkou/shop/natutou.html
滝口先生 |
出来上がり。拡大してみると、繊維の束になっている事がわかります。
これに水を混ぜてしばらく置いておくと、溶けて乾燥肌が潤うローションができるそうです。 |
レシピ:納豆ひとパック(50g)、水100ml、無水エタノール100ml、紙コップ2つ、ガーゼ、ガーゼを留める輪ゴム
燃料電池に電力を供給すると、効率よく電気分解が行われます。これで発生した水素と酸素をもう一つの燃料電池に送り込んでモーターを回すという装置です。 生徒から「プロペラを直接手で回すのとはどう違うの?」という質問が出たりするそうです。水は純水を使っています。
確かに酸素と水素で2対1の体積比になっています |
(動画)手回し発電機を使えば、太陽電池と違い、光の無いところでも実験できます。 |
●参考リンク:ケニス>燃料電池実験器 Junior B http://www.kenis.co.jp/nenryou/xml/3123026.htm
木炭を燃やして湯を沸かし、蒸気機関を動かすという本格派です。得た動力で電気を起こし、豆電球を点灯させます。
裏から見ると2種類のパイプが通っている事がわかります |
学研「大人の科学」の付録だそうです。こんなに小さな蒸気機関車は見た事がありません。 |
●参考リンク:学研>大人の科学マガジン http://shop.gakken.co.jp/otonanokagaku/magazine/
プラスに帯電したシャボン玉と、マイナスに帯電したシャボン玉を浮かばせて近づけると、互いに激しく回転しながら引き合い、衝突して消滅します。 シャボン玉に帯電させる実験は現在、米村伝次郎氏によるデモが有名ですが、菅原先生はかなり以前からこのテーマに取り組んでいらしたそうです。長年の試行錯誤に基づくノウハウがあります。結局、ストローを帯電体にくっつけて吹くのが最も有効だという結論に達したそうです。マイナスのシャボンは塩ビ、プラスのシャボンはアクリルで作っていました。 静電気で操れるシャボン玉自体もかなり楽しいもので、とても盛り上がりました。 |
動画です(注意:左は12Mbあります/結局、対消滅の瞬間は撮影できませんでした)
シャボン液のレシピ:
円筒形の容器を傾けて楕円の水面を作り、その焦点にプラスプーンで水の塊を落とします。水は注いではいけません。スプーンごと少し落下させて、水の塊に勢いを付けてやる事がコツです。
Last updated 12 Apr 2005 (HTML作成:今野 滋) [ Back ]